ワークライフバランス 小出リハビリ科長インタビュー 

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ワークライフバランス

北斗わかば病院は、ワークライフバランスに取り組んでいます。

~1人1人の患者さまに、1人1人の職員に、優しい病院を目指して~

リハビリテーション科 小出科長インタビュー

H25年度より、北斗わかば病院はワークライフバランスに取り組み始めました。今日は、リハビリテーション科の小出科長に、ワークライフバランスについて考えていることをお話しいただきます。

  • HP「当院は療養病院ですが、杉本院長の方針でリハビリテーションをとても重視していて、療養病床としては非常に多い33名のセラピストが勤務しています。小出科長は、その33名のセラピストを束ねておられるのですが、今日はリハビリテーション科管理者としての33名のセラピストのワークライフバランスについて思う事と、北斗わかば病院の管理者の1人として院内全体のワークライフバランスへの取り組みの2つについて、お話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。とりあえず、リハビリテーション科のセラピストのワークライフバランスについて感じてらっしゃることを伺いたいのですが。」
  • 小出科長(以下小出)「ワークライフバランス推進委員会に私自身が参加しているのですが、私はワークライフバランスの意味って『仕事と生活のバランスをとる』ということだと考えていますね。ワークライフバランスって言う言葉を聞くと、仕事と生活の両立とか仕事半分・生活半分というイメージを持ってしまうこともあるのですが、本当は、その人によってバランス加減が様々なのではないかと。うちのリハビリテーション科には33名のセラピストがいますが、定期的な面接で1人1人と話をすると、仕事に対する考え方や現在の家庭環境・社会的背景は、十人十色ですよね。リハビリテーション科が部署として何を目標にするのか、ということは全員が共有すべきことなのですが、働き方についての希望がそれぞれ違っていても構わないと私は思っています。」
  • HP「それは、小出さんが面接で、それぞれの働き方についての考えをきちんと聞いているからこそ、の思いですね?」
  • 小出「そうですね、面接のときには、個々のスタッフの目標について話し合うのですが、学会発表にチャレンジしたいスタッフもいれば、新しい治療技術に関心が高くて自分のものにしたいと思っているスタッフもいる。一方で、今は子供が小さくて育児に時間を取られるけれど仕事も続けていきたいと希望していたり、休日の趣味に打ち込んでいるスタッフもいます。うちのセラピストは平均年齢が27歳で、独身と子育て世代が多い。男性が12名、女性が21名という比率ですが、今時は男性もイクメンでないと(笑)。」
  • HP「本当にそうですね(笑)。それぞれの人生があって、今の時点での仕事と生活のバランスは違って当然ですね。」
  • 小出「やっぱり、スタッフの数だけ仕事と生活のバランスのバリエーションがあることを私が理解したうえで、どのような職場運営をすればみんなが働きやすいのかを常に考えていきたいと思っています。スタッフが働きやすいことが、働き続けることにつながり、それがキャリアとして積み重なり、結果としては北斗わかばのリハビリテーション科が優れた技術者集団になっていけるのかと。」
  • HP「小出さんとしては、働くことを継続することでキャリアの蓄積を目指し、大きな力を発揮するというところが目標なんですね。さて、次には、北斗わかば病院の管理者の1人として院内全体のワークライフバランスについて思う事を伺いたいのですが。」
  • 小出「今、リハビリテーション科の管理者としての課題は、時間外労働時間を減らすことと患者さんと接する時間を確保することで、そのための業務効率の改善案を常日頃考えているんですね。ただ、この問題を考えていくと、自分たちの部署だけで何とかしようとしても解決策が見つからず、それでは他部署に業務を委譲するのかということになると、今度は関連部署への影響が生じてしまうということになってしまいます。私たちセラピストの仕事は患者さんのリハビリテーションをすることですよね。でも、リハビリテーションの対象者の多くが入院患者さんであり、その入院患者さんのほぼ全員が日常生活動作においては何らかの援助を必要としています。そうなると、毎日決まった時間に患者さんが訓練室に来るためには、ベッドからの移乗やトイレ、移送などを担っている人がいるということになります。さらに病棟では訓練時間に合わせて入浴時間が調整されてもいる。加えて、訓練室の受付対応や外来患者さんの予約や会計業務も担ってくれている人もいる。つまり、看護師さんだったり介護士さんだったり、事務職員だったり・・・そうした部署との協働が私たちセラピストのリハビリテーション業務を支えていると思うんですね。そうなると必然的に他部署との関係性を考えざるを得なくなると。」
  • HP「小出さんのお話を伺っていると、他部署との協働や連携を大切にしておられることがよくわかります。確かにリハビリテーションを行う上で、他部署との協働を意識される場面は多いかと思いますが、それ以上に当院のリハビリテーション科のセラピストの皆さんは、院内の行事や取り組みへの参加にとても積極的ですよね。他部署とのコミュニケーションも大事にされているし。看護部の学習会にもいつも快く協力して下さってますし。小出さんがセラピストの皆さんをそのように教育されているからですね。おそらく、そうした姿勢が他部署との協働をさらに促す力になっているのでは、と思いますね。」
  • 小出「そうですね、やっぱり一緒に北斗わかば病院で働く職員ですから。同じ目標を持って頑張ろうという気持ちは、どの職種であっても同じですよね。なので、私としては、自分たちの部署のみで働き続けられる職場作りを考えるのではなくて、部署を越えて病院のスタッフ全員が1つのチームとして考えていけたらいいと思いますね。協働するからこそ、効率性が向上したり、時間の有効活用ができたりと、より多くの成果が期待できるんじゃないかと。生み出された時間は、患者さんのために使うことはもちろんですが、職員のためにも使いたいと思いますね。」
  • HP「北斗わかば病院にとってのリハビリテーション科のセラピストの皆さんの存在は本当に大きくて、集団を率いる小出さんが協働に対して前向きに考えていることは、当院にとっては大きな力ですね。今日は、いろいろとありがとうございました。」


  • POSTED at 2014年02月06日 (木)

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