2014年 年頭にあたって 理事長 長嶋 孝昌 

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わかば通信

2014年 年頭にあたって 理事長 長嶋 孝昌

理事長 長嶋 孝昌の2014年 年頭のご挨拶です

皆様明けましておめでとうございます。


今年は午年です。馬にもいろいろあって、サラブレッドのように颯爽とした走りをみせる馬や、足の太い農業に適している農耕馬、駄馬といわれる荷物を運搬する馬がいます。

何が言いたいのかと言うと、一つの現実をとってみても見る方向によって現実への思いは千差万別であるという事です。この事は医療従事者にとっては、非常に大事な事です。一人一人の人間性をどう判断して、どのように対応してゆくか。それによって同じ病気或いは障害を持った方でも、対処の方向は異なるという事を実感しなければならないのです。

これからの世の中、個々別々が尊重されるべきであり、それが医療や介護等に活かされねばならないと思います。それだけ医療や介護を職業とする人は、敏感にならなくてはなりません。その人が何を望んでいるのか、どうしたいと思っているのかを察知しないといけないのだと思います。そのようなスタッフを育て、皆が同じ方向をむいた医療・介護を実践してゆく事が求められていると考えます。


医療法人社団三誠会は“人材育成”という面で、その人の立場に立って物事を考え、行動に移す。言葉で表現された事のみが真実ではなく、言葉にならない思いを汲み取る。という点に重点を置いて、研修や教育を重ねてゆきたいと思います。

これらの事を医療・介護に携わる者の一人として、心がけてゆきたいと思っております。

皆様方の御期待に添える医療法人社団三誠会である為に、献身致したいと思います。

今年は医療・介護の面で、国の方針により値上げという可能性が高くなって参りました。そうした中でも安心・安全を生む為の、“人材育成”に心がけてゆきます。


皆がサラブレッドにとは云えませんが、誰もが安心して乗れる、また乗せる事が出来る馬になれたらと思います。


皆様にとって良い一年となりますように。



  • POSTED at 2014年01月23日 (木)