*平成26年 霜月 Dr. 長嶋の医療コラム* 

サイト内検索浜松市のホームページ制作・スマートフォンサイト・高機能CMSサイト管理画面

Home > お知らせ&医療コラム > 医療コラム > *平成26年 霜月 Dr. 長嶋の医療コラム*

医療コラム

*平成26年 霜月 Dr. 長嶋の医療コラム*

インフルエンザに肺炎に胃腸炎…日本の感染症にも注意!

朝の冷気がことさら強く感じられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近のニュースは、エボラ出血熱やデング熱といった珍しい名前の感染症が話題になっています。遠いと思っていた国々の感染症が、全世界に広まる危険が増えています。交通の便が良くなったことも、理由のひとつなのでしょう。世界が狭くなった証拠ですね!

日本の感染症に対する水際作戦はかなり上手くいっている感じですが、今後増々外国へ出掛けて行く人や日本を訪問する人が増えて来ると、いろいろな国の感染症が持ち込まれる可能性は高くなると考えられます。より厳重な検疫等の対策が必要と思われます。勿論当事者である本人には充分注意をしていただき、申告の際にも正確にしていただきたいと考えます。
日常生活の中にはもっと身近な感染症があります。インフルエンザ、肺炎(肺炎球菌・レジオネラ等)、感染性胃腸炎(O157・サルモネラ等)等枚挙にいとまがありません。
この夏静岡市の安倍川花火大会では“冷やしキュウリ”が原因となり集団食中毒O157による感染症が発症したことは記憶に新しい事と思われます。これらを予防するにはどうしたらよいのでしょうか?

細菌感染とウイルス感染では予防法が違っています。細菌感染は多くは食品による事が多い為、食品を摂取する時や料理をする時に気をつける事が必要でしょう。
ウイルス感染では咳やくしゃみ等或いは排泄物により感染が広がります。
いずれにしろ共通して気を付けたい事は、対象者のケアをする際は自分を防護するという事です。簡易の予防ですが、マスク・手袋は有効です。普段から手洗いやうがいも怠らないで下さい。看病も大切ですが、まず自分がうつらないような対策を取る事が必要なのです!

これから冬に向かいインフルエンザ等も流行ってくると思われますので、皆様早目の対策を心掛けてください。ワクチン等予防策のある場合は、なるべく接種した方がよいと思われます。体調を崩さない為にも日頃から太陽にあたり適度な運動をして美味しいものを食べる
抵抗力・免疫力のアップに励みましょう!



  • POSTED at 2014年11月19日 (水)