新年のご挨拶 病院長 杉本昌宏(平成27年) 

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わかば通信

新年のご挨拶 病院長 杉本昌宏(平成27年)

こまめに手指消毒を行い『感染しない・感染させない』を心がけましょう

新年あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。

2014年を振り返って

神経難病を診る者にとって、神経再生治療はこれまで治療法が無かった疾患治る可能性があるという驚くべき治療法であり、子供の頃にマンガで見た、脳移植以上のインパクトがありました。iPS細胞が主役と思っていた矢先に、STAP細胞なる、更に簡便な方法で、多機能性の細胞の再生が可能となるかもしれないというニュースは、更に神経再生を現実化するものと思われました。しかし、残念な事に、STAP細胞の存在は否定され、また、iPS細胞による神経再生も腫瘍化の問題や、限局的な効果に留まっており、なかなか、現実的な治療法にたどり着いていません。神経再生は将来の治療法としていつかは現実的になると思われますが、iPS細胞の技術は、神経再生のみならず、同じ病気の人間の細胞を一度にたくさん作れる技術としても絶大な効果をもたらすものです。治療薬は一般的に、動物実験や長い時間を掛けて行っていた臨床実験を踏まえて臨床的に効果のあるものだけが使用可能となっておりましたが、iPS細胞の技術を使えば、人間の病気の細胞を増殖させ、一度にたくさんの薬の効果を確認することができ、その分早く、効果のある薬が世に出すことができるようになるのです。難病といわれ、治療法が乏しい疾患に対する有効な治療薬が、少しでも早く出てくることを願うばかりです。

2015年を迎えて

病院においては、年を増すごとに、神経難病や医療的に重度の患者様が増え、身体的だけでなく精神的なバックアップをする必要性が増しております。それに対応していくために、自分を含め全職員の成長が必要と思っております。医療的な知識・技術は当然のことで、この2年間掲げていた、QOLを尊ぶための倫理的な知識も必要です。ただ、それだけでなく、重要なのは、寄り添ってくれるであり、そのだと思っております。科学の進歩は治療の進歩をもたらし、生活支援にも機械化が起きるかもしれません。しかし、疾患を持たれた人を助けるのはそういった物理的なものだけでなく、もっと、有機的なものが重要と思います。限られた時間の中でどのようにしたら、人と向き合い、寄り添えるかをまた一年かけて試行錯誤していきたいと思います。

以上をもちまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。



  • POSTED at 2015年01月14日 (水)

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