わかば通信 2015年9月号 

今年も花火大会の季節がやってきました。お天気が随分と心配されましたが、夕方にはすっかり雨も上がり、気温も上がらず、過ごしやすい夏の夜となりました

夕食を終えた患者さんから駐車場に集合していただき、７時に開始となりました。多くの患者さんのご家族がお越しになり、患者さんとともに花火を楽しみました。日頃屋外に出る機会がない人工呼吸器を装着した患者さんもベッドのままで参加して下さり、ご家族と記念撮影をする場面もありました。

打ち上げ花火はセットする人片付ける人、といった連携で、華やかな光が次から次へと溢れました。
リハビリ科と看護部の男性職員が大活躍でした。
最後にナイアガラが見事なフィナーレを飾り、会場は大きな拍手に包まれました。

８月１４日デイサービスとデイケアが合同で、恒例の夏祭りが催されました。
職員は半被や甚平に着替え、雰囲気を盛り上げます。ゲームは射的とヨーヨー釣りが用意され、利用者さんが挑戦されていました。入賞者は表彰されるとあって、皆さん一生懸命に頑張っていらっしゃいました。

目玉はたくさんの模擬店!!アッツアツのたこ焼きや色鮮やかなかき氷、甘くてモチモチのわらび餅など美味しそうなものばかりで、つい目移りしてしまいます。目を輝かせていろんな物を食べ、楽しそうにおしゃべりをされていました。夏祭りの最後は、盆踊りです。炭坑節の音楽が流れて、利用者さんも職員も一緒に楽しく踊りました。笑顔が一杯の夏祭りでした。

看護部教育委員会の企画で、介護士対象の≪人の身体を知る≫ことをテーマに学習会を開催しました。病院でも介護保険施設でも看護師が医療的なケアを担っていますが一緒に働く介護士や外来で病気の患者さんと接するクラーク（医療事務職）にとっても、具合の悪い患者さんや利用者さんのサインを早めにキャッチするのは、とても大切な役割です。

今月の学習会は、そうした医療職以外の病院職員向けに≪具合の悪い方を見つけたらどうするか、何が出来るのかを考えられるようになる！≫ことを目的としました。参加者からは『自分達も、もっと患者さんの状態をしっかりと観察しよう。』『もっと勉強したい。』と前向きな感想が寄せられました。