平成28年 文月 Dr.長嶋の医療コラム 

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医療コラム

平成28年 文月 Dr.長嶋の医療コラム

熱中症対策をしながら、適度な運動を心がけてください。

 猛暑がやってきました7月に入った途端、梅雨明けもしていないのに 36℃を超える日があったり、熱中症で救急搬送された方が急激に増えたりとビックリするニュースが続きました。
 7月の雨量は、東~西日本の日本海側と北日本では平年より多くなり、太平洋側はほぼ平年並みだそうです。また 今年の梅雨明けは平年並みか、平年より遅くなる見込みとの事ですが、ちなみに 東海地方の平年の梅雨明け時期は7月21日で、昨年は7月24日が梅雨明けでした。

 今年は特に暑さ対策、脱水対策、熱中症対策に しっかりと取り組んで下さい。
 夜中もたっぷりと汗をかきますから、脱水症には特に気をつけ 夜間の水分補給にもご注意ください。暑さ対策と云っても、クーラーのつけっぱなしや扇風機の1ヵ所固定でのつけっぱなしなどには充分に気をつけて下さい。
 出来れば涼しい時間帯をねらって体を少し動かしてみましょう♪ 無理をしない程度で良いので、軽く汗をかくくらいの運動が良いかと思われます。少しずつ体を動かすことが大切です。それが関節を動かし、体全体を動かす運動へと繋がります。
 体を動かせば自然に食欲も出てくるはずですので、食事もしっかりとりましょう。
 高蛋白質のチーズや肉、魚など 沢山食べる必要はないですが、野菜も含めて3 ~ 4種類は毎食食べて下さいバランスよく万遍なく食べる事が夏バテ防止に繋がります。滋養を取る為に土用の丑には一寸高いけど (@_@;) 鰻を食べようではありませんか (*^。^*) 

  好きな事を見つけて、毎日30分程度で良いので日々熱中して下さい ♫ そんな習慣をもって毎日を過ごす事が大切です。ボケ防止にはこれが一番です。
 畑仕事でも、遊びでも、散歩でも、毎日繰り返して行うことがポイントです! 薬などに頼ることなく免疫力を活かすことの方が大切です。体を動かして適度な汗をかき、少量?! の高蛋白質の食事を摂取することがこの暑い夏を乗り切る一番の有効な方法です。熱帯化現象で今までにない気候の変動が起こりやすくなっていますので、これらの現象には注意して、日々自分の体の手入れを怠ることなく毎日をお過ごし下さい。

 今年は台風が発生する場所に高気圧が頑張っている為、ようやく台風1号が発生をしたところです。
 季候の変化に注意しながら、この暑さを乗り切りって 涼しい時が来るのを心待ちにしています



  • POSTED at 2016年07月15日 (金)