平成28年 霜月 Dr.長嶋の医療コラム 

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医療コラム

平成28年 霜月 Dr.長嶋の医療コラム

利用者様の “ やる気 ” を引き出せる計画

11月の声を聞いた途端に ぐっと冷え込んで、気温は 11月下旬から12月並みと テレビからニュースが流れてきます。 皆様 如何お過ごしでしょうか ?! 

今回は 介護施設へ通ってみえる方々について、気がついたことを書いてみたいと思います。
介護施設を利用されている皆様は、当然 介護保険制度の認定を受けた方です。
夫々の状態によって、要支援から要介護迄の7段階に分かれたサービスを受ける事が出来ます。ケアマネジャーのたてた計画に基づいて、現状を維持する為 気が進まないけれど 介護施設へ通ってみえる方もいれば、『 こうしたい  こうなりたい 』 という 強い思いをもって通われている方もいらっしゃいます。
特に リハビリテーションに重きを置いて デイケアに通っていらっしゃる利用者様は、 殆どの方が 『 今の状態より 少しでも良くなりたい。出来る事を増やしたい。』 という 強い思いをもって 通われている方が多いように思われます。
デイケアでは 身体機能訓練を主体としたプログラムに、言語、嚥下等を含んだ訓練が行われています。
デイサービスを利用されている方は 認知機能が低下することを恐れ、その防止の為に、認知機能低下予防の為のプログラムを多く取り入れた計画に従って訓練を行なっています。
いずれにしろ、効果を産み出すのは 御本人次第だと思います。 要は “ やる気 ” の問題です。少しでも向上したいと思っていらっしゃる方は進歩します
訓練や練習を重ねるうちに仲間が出来、楽しみながら訓練に励めるようになります。  《 一人ではない という思い 》 = 《 集団の効果 》 なのです。
利用者様に “ やる気 ” をもっていただく為に、私達ができる協力は どの様なことなのかを考えます。 そのことこそが 【 個別対応のプログラム 】 へと繋がっていきます。
昔の仕事のこと、現在の趣味、子供の頃の思い出など、夫々に異なった人生が一人ずつにあります。 そんな大切な想いを反映できるプログラム作りを行なうこと、利用者様の “ やる気 ” を引き出せる計画を考えてゆこうと スタッフ一同頑張っています。

時節柄 どうぞご自愛ください ❤ 



  • POSTED at 2016年11月11日 (金)