平成30年 葉月 Dr.長嶋の医療コラム 

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医療コラム

平成30年 葉月 Dr.長嶋の医療コラム

今回は「認知症予防の為の読書のお勧め」についてお話したいと思います。

8月の声を聞き立秋もすぐそこに迫っている今日この頃、気が付けば鮮やかな朱に全身を染めた赤蜻蛉が飛び、夜 暑さの中にも、清き虫の音が聞こえてくるようになりました。
皆様 如何お過ごしでいらっしゃいますか ?!
 
 今回は認知症予防の為の読書のお勧めです。
大きな声を出して本を読む、活字を読む、ということそのものが認知症の予防となります
『 眼が悪いから小さい字は苦手 (+_+) 』という方もいらっしゃるかも知れませんが、なるべく活字とお近づきになるよう努力して欲しいものです。
漢字クイズでも良いと思いますよ。眼が悪くない人にもクイズは良い結果をもたらすと思いますが、どちらかといえば、読書をお勧めしたいと思います。
 本には、何かしら人に伝えたいメッセージがあります。そのことが読む人に 何らかの感情を惹き起こします。それは 好き ・ 嫌い ・ 面白い ・ 面白くない ・ もっと読みたい ・ もう嫌等々、このような感情を揺り動かす事で認知症予防になるとされています。
 読むという意味では本でなくてもいいですよね。新聞だったり、綴じ込み広告などを丁寧に読んでいくことでも良いでしょうね。丁寧に読んでいくという事で、脳の活性化との一石二鳥を狙ってみましょう (*^-^*)
 また、歩きながらでも活字を読むことは可能です。表札や店の名前を読み、それによっていろいろな事を連想し、想像力を広げてみましょう。
活字を読んで何らかの感情が揺さぶられる事で脳が活性化し、必ず良い結果をもたらすはずです。このようにして絶えず脳への刺激を送ることは認知症予防にとっては、とても重要な事です。なるべくたくさんの活字を読むことをお勧めします。
 認知症の予防には、脳に刺激を与えることが有効です運動が得意な方は是非運動を、そうでない方は気分転換にお散歩をするでもよし、継続して続けることがポイントですね。
 また大声を出すことも効果的で、カラオケボックスで好きな歌を歌うこともいいとされています。
何かしらの方法で脳を刺激することが大事なのです。
食べたいものを食べるという事も、脳への刺激となり脳の血流を増やすことにも繫がりますからね。
好きな事を精一杯やり続けることが認知症の予防に繫がります。
 
 暑さに負けないように “ 頑張りましょう !


  • POSTED at 2018年08月09日 (木)