平成30年 師走 Dr.長嶋の医療コラム 

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医療コラム

平成30年 師走 Dr.長嶋の医療コラム

今月は 「ヒートショック 」についてお話をします。

 イルミネーションが美しく輝き、あちらこちらでクリスマスツリーが煌びやかに飾られサンタクロースの訪れを心待ちにする季節が巡ってまいりました (*^。^*)
 皆様 お元気でお過ごしでしょうか ?!

 さて今回は、12月や1月になると多くなる お風呂場での事故についてお話したいと思います。それは、急激な温度変化によって血圧が乱高下したり、脈拍が大きく変動するために起るとされているヒートショックによるものです。そしてお年を召した方ほどその変化に耐えることが難しく、失神をして溺れてしまうケースが増えるようです。またその時の状況によっては、心停止や脳死になってしまうこともあるようです。

 この時期は室内と室外の気温差も大きく、同様に浴室内と洗面所 ( 脱衣場 ) との気温差も大きくなっており、自律神経が急に病的状態となることで頚動脈洞症候群や起立性低血圧症、更には血管迷走神経症候群をひき起こすことがあると考えられています。これらの症状は、眩暈、血圧低下、意識喪失などであり、不可逆性の心脳疾患発作を起こすものとされています。
 この入浴中の事故を防止するためには、温熱環境を整えることが必要です。それは、洗面所 ( 脱衣場 ) や浴室内の室温が低くなりすぎないように工夫をすることと、浴槽の湯温を40℃ ~ 41℃くらいのやや低目に設定をすることである程度緩和されるとされています。
 また、食後すぐに入浴しないこと、気温が下がってくる深夜帯には入浴をしないこと、などにも注意してほしいと思います。それから、アルコール摂取後の入浴も避けてほしいものです。

 これから寒い冬に向かい、鍋物が美味しい季節がやってきます。 お鍋を食べながら熱燗を( ^ω^) ・ ・ ・ 量を過ごしやすくなりますが入浴のタイミングには充分気をつけてお楽しみ下さい。飲みすぎは体に良くないのでご注意を
 ご自宅でご高齢の方が入浴をされる際には、ご家族の方より、こまめに浴室内に声をかけてあげてください。ご家族からの少しの気配りが入浴中の事故を防ぐ手だてになるのです。
 年の瀬から新しい年にかけては慌ただしく、いろいろな行事もあって、疲れがたまりやすくなります。体が悲鳴をあげている可能性もあり得ます。このような状況が入浴中の事故を発生しやすくするのです。ちょっとした工夫で事故を未然に防ぐことが出来るのです。
 このような事を注意しながら楽しく年末年始を迎えてください。



  • POSTED at 2018年12月18日 (火)

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