平成31年 弥生 Dr.長嶋の医療コラム 

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医療コラム

平成31年 弥生 Dr.長嶋の医療コラム

今月は 「アレルギー」についてお話をします。

 
 『 今年の桜は開花が早そうだ とTVのニュースから聞こえてきます。ちょっと濃いピンク色をした緋寒桜があちらこちらで咲き始め、景色に彩を添えています。

 クシャミに鼻水、目や耳の痒みに涙が零れて (\) といった症状で、マスクの使用率がグッと高まる時季ですね。三寒四温の候、皆様は如何お過ごしでしょうか ?!

  
 アレルギーといえば 喘息、アトピー性皮膚炎、ペットの抜け毛、ダニや埃なども原因となります。蕎麦や牛乳、小麦などの食品アレルギーも最近では注目されています。
 こういったアレルギー性疾患の治癒は非常に難しく、根本療法が定まらない中 対処療法でその場を凌いでいる、というのが現状ではないでしょうか。
 “ 花粉症 もアレルギー疾患とされており、なかなか治りにくい病気の一種です。

 アレルゲン アレルギー反応を惹起する物質 がハッキリとわかっている場合には、その物質から身を守るという方法が一番良い対処方法とされています。
 アレルゲンに強く反応をすると、アナフィラキシーショックを起こします。そうなった場合、生命の危険にかかわる事もないわけではありません。そのような状況にならない為には、原因を明確にし、意識してアレルゲンを摂取しないというように予防しなければなりません。
 子供の蕎麦アレルギーを目の当たりにし 驚くことがありますが、子供はアレルギーを惹起する食物が何であるのかがはっきりと分からないことも多く、面喰うこともあります。アレルギー症状ではないかと思われるような現象が、幼少期にあった際には、記録に留めておきましょう。
 最初はちょっとした下痢や嘔吐、発熱や発汗、痒みなどの症状で済んでしまうかも知れません。けれども 次に起こった時には、いきなりショック状態を呈する可能性もないわけではありませんので要注意です。

 代表的な食物アレルゲンは、【 卵白 牛乳 小麦 ピーナッツ 大豆・ 胡麻 魚類 鯖など 甲殻類 海老など があります。
 アレルギーを惹起するものは、花粉だったり薬剤であったりと、日常生活の中に潜んでいます。『 ああ そう言えば ・。』 というように、思いあたる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

 毎日を生き生きと暮らし、新年度を迎えたいものです。
 では お元気で (@_@。くしょん!



  • POSTED at 2019年03月13日 (水)