年頭にあたって
長嶋 孝昌（令和2年） 

　初春のお慶びを申し上げます (#^.^#)
　いよいよ２０２０年オリンピックイヤーの幕開けです。
　今年は明るいニュースに溢れる一年となる事を期待しております。

　皆様、お正月にはたくさんの美味しいものを食されたことと思います。今回はその食事についてお話しします。

　人はある程度長く生きてくると、夫々に何らかの病変が気になってくるものです。
　健康診断で色々な検査を受けると、何らかの異常値が指摘されることがあります。
　結果について言えば、『 これは病気です 』 と言える程の異常値と、正常範囲をやや超えた程度の場合があります。検査結果により指摘を受けた場合は、お医者さんにかかって薬が出され、栄養指導を受けたりすることになります。栄養指導では食事についてのアドバイスをされるのが通常ですが、私は原則的に、栄養が偏らないように色々なものを、満遍なく食べて欲しいと思っています。
　注意をするのは塩分です。これは調節が非常に難しく、特に和食では気が付かないうちに取りすぎてしまうこともあるからです。
　脂肪分についても要注意ではありますが、制限しすぎるとエネルギー源が少なくなるので、調整には気を付けていただきたいですね。

　なんと言ってもしっかり摂取して欲しいのは蛋白質とCaです。お肉などは蛋白質と脂肪が一緒についていますので、脂肪分を少な目にして摂取することが大事です。
　Caは骨を強くするために必要ですから、思っているよりも少ぉし多目に摂取をしてみて下さい。炭水化物は摂取量を控え目にすることが肝要です。

　糖尿病や高血圧、高脂血症など食事と関係する病気はたくさんありますが、食事制限などを厳格にすることが必要な人は限られてくるはずです。
　炭水化物 ・ 塩分 ・ 脂肪分など 充分気を付ける必要はありますが、多くの人は 少し注意しながら蛋白質とCa、野菜などを多目に摂取するよう心がけましょう。
　筋肉と骨を強くすることは長寿にも繋がります。太陽光もたっぷりと身体に取り入れましょう！
　毎日少しずつ太陽の光を浴びて体調を整えていただければと思います。
　美味しい食事を食べ、適度な運動を継続することは健康寿命を延ばすことに繋がります。

　今年もよろしくお願い致します。