新年のご挨拶 

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お知らせ

新年のご挨拶

季節の行事

 あけましておめでとうございます。
 2024年が皆様にとって素晴らしい一年になる事を心よりお祈り申し上げます。
 まずは、新型コロナ感染対策による面会制限や外出制限など、患者様とご家族には大変不安かつ不便な思いをさせておりますが、いつもご協力をして頂きありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 
●2023年を振り返って、
 2020年から始まった新型コロナウイルス流行に伴い、人々の行動に変化がもたらされました。同時に病院・介護施設ともに色々な場面で制限する必要性が有りました。また、浜松の街中だけでなく、郊外でも人の行動や経済活動が制限されておりましたが、2023年5月8日から新型コロナウイルスが第5類感染症に引き下げられたことから徐々に人々の活動や経済活動が戻ってきました。この12月、浜松の街中はかなりの人で賑わっておりました。ただそうした中で、働き手不足が露呈しました。また、ロシア・ウクライナ戦争による物資不足による物価上昇が生活に多大な影響を与えております。
 病院・介護事業に関しては大きな変化はありませんでしたが、感染蔓延対策として中止していた、わかば祭や病院家族会、病棟や介護施設内での行事も再開する事ができました。
 
●2024年を迎えて
 本年のキーワードは、「コストパフォーマンスを意識しよう」、です。コストパフォーマンスというと、お金の話か、と思われてしまうかもしれませんが、ここでいうコストパフォーマンスとは、お金ではなく、「時間」、「エネルギー(労力)」、の話です。
我々は自分の為に時間とエネルギーを費やすことができます。ただ、医療・介護の現場においては、自分の為ではなく患者さんや施設利用者に対して費やします。そのパフォーマンスを上げるというのは、節約をするという事ではなく、有効かつ価値のある費やし方をしてもらいたいという思いが有ります。背景としては、人口減少・働き手不足問題です。日本は2055年頃には人口が1億人を下回り、出生数や生産人口は減り続け、高齢化比率は35%前後になると推計されております。人口減少が意外と遅いのは、外国からの入国者が増えると推計されているからです。まだ、30年先の話じゃないかと思われるかもしれませんが、機械化がしにくいこの医療・介護の世界ではすでに深刻な問題となってきております。その為、個々にこのコストパフォーマンスを見直していく事で今後の人口減少時代でも充実した医療・介護につなげていければと期待しております。
 もう一つ重要な事は、我々は相手の時間とエネルギーを消費させているという事です。例を挙げれば、私が外来で診療している時には自分の時間・エネルギーを費やします、しかし、一方で診察に来られた患者さんの時間とエネルギーを消費させているという事です。エネルギーは補給する事ができますが、時間は補給することできないばかりか有限です。「時間」の貴重さ・価値を意識する事は、相手となる患者さんや施設利用者を尊重する事につながると信じております。
 
以上で、新年のご挨拶とさせて頂きます。


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理事長・病院長 杉本昌宏



  • POSTED at 2024年01月11日 (木)